風俗で遊んでいる方の中には、「口開け」という言葉を聞いたことがあっても、意味は分からないという方も多いのではないでしょうか?
デリヘルやソープなど風俗遊びに慣れ親しんでいても、なかなか専門用語の意味やメリットを知る機会はありません。口開けは、男性にとって大きなメリットがあることから支持されている「風俗の予約の取り方」の一つです。
本記事は、口開けの意味や口開けで予約を取るメリット、注意点について解説します。
口開けにまつわる風俗嬢の本音もまとめているため、ぜひ参考にしてください。
目次
風俗の口開けとは?
「口開け」とは、風俗嬢がその日一番始めに入るお客さんのことです。
なかでも出勤してすぐのお客さんのことを指し、お店によっては「一番手様」という表現を使う場合もあります。
「他の男に触れた後に接客されたくない」「風俗嬢の体力があり、良いサービスが期待できるうちに会いたい」などの気持ちから、口開けを狙って予約を取るお客さんも少なくありません。
風俗嬢からしても口開けのお客さんは嬉しく、口開けの仕事があることでモチベーションがあがりサービスに気合が入る、と感じている女の子もいます。
ちなみに、口開けは風俗業界の専門用語というわけではなく、主に東日本で使われることの多い言葉です。語源は諸説ありますが「閉じている容器の封を切る」ことが転じて、物事の始まりを意味する言葉となりました。
客と風俗嬢それぞれにおける口開けのメリットは?
口開けの予約は、お客さんだけではなく風俗嬢にとってもメリットが存在します。
お客さんだけではなく、風俗嬢にとっても嬉しい口開けにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは口開けの予約による、お客さんと風俗嬢それぞれのメリットを紹介します。
その日最初の客として遊ぶことができる
お客さんにとって口開けの最大のメリットは、「風俗嬢がその日最初に触れる男になれる」ということです。
風俗嬢と遊んでいる時、ふとした瞬間に「つい30分前に他の男とキスをしたり他の男のモノを咥えた口なんだ…」と感じてしまった経験はないでしょうか。相手は風俗嬢であるため仕方ないと思う反面、テンションが下がってしまう場合があることも事実です。
口開けでの予約ができれば、他のお客さんにフェラをするといったプレイをする前であり、前述したようなことを考える必要なく女の子と遊ぶことができます。
また、風俗嬢はとても体力を使う仕事です。時間が経つほど・ラストに近づくほど風俗嬢は疲れてしまい、最高のパフォーマンスを発揮できなくなります。口開けの予約をすると、風俗嬢のコンディションが万全な状態でサービスを受けることができるということも、大きな魅力でありメリットです。
風俗嬢が安心できる
風俗嬢にとって「口開け」は、仕事・給料に対する大きな安心材料となります。
風俗嬢の給与システムは出勤すれば給与が発生する一般的なアルバイトや会社員とは異なり、ほとんどが完全歩合制です。そのため給与額は、出勤の有無ではなく仕事が入った本数で金額が決まります。例えば、1日についたお客さんが0人だった場合その日の稼ぎは0円です。
そのため風俗嬢は毎日「今日は仕事があるだろうか」という不安と戦っています。
1日中待機所でお客さんに呼ばれるのを待った挙句に仕事がない日には、非常にストレスが溜まり風俗嬢にとって精神的に大きな負担となるでしょう。
口開けの予約があれば、少なくとも「今日の出勤は無駄ではなかった」と風俗嬢は安心することができます。また、そういった精神状態はサービスに対するパフォーマンスにも影響する場合があるため、お客さんと風俗嬢双方にとっても重要なことであるとも言えるでしょう。
3. 口開けに予約する場合の注意点
口開けはあくまでお客さんの順番のことであり、正式にサービス料を払ってつけるオプションサービスではありません。そのため、お店の開店時間や風俗嬢の出勤時間によっては、思い通りの遊び方にならないこともあるでしょう。
メリットばかりに思える口開けですが、ここでは、予約する際に気をつけるべき注意点を2点紹介します。
必ずしも口開けにならないことがある
口開けを狙って予約すること自体は簡単ですが、女の子が急な体調不良や生理で欠勤になってしまうケースがあるため、実際に口開けとして入れるかどうかは運次第(女の子次第)です。
また「本業(昼職)・学校が休みになった」など何らかの理由で出勤時間が早まった場合、空いた枠ににフリーや当日予約でお客さんが入ってしまい、口開けにならないことがあります。
女の子が休んでしまった場合はどうしようもありません。出勤時間の変更については、予約の電話をする際に「一番始めの客になりたい」という要望を伝えておくことで、女の子や受付スタッフが配慮してくれることもあります。
ガッツキ客と思われる可能性がある
口開け予約のもう一つの注意点は、風俗嬢に「ガッツキ客」だと思われてしまうケースがあることです。ガッツキ客とは、女の子に対してガツガツ接してきて不躾に体を触ったり、少しの時間の無駄もなくプレイをしたがる客のことを指します。
ガッツキ客にはシャワーを省略したがるなどマナーを守らない客も多く、嫌っている風俗嬢も少なくありません。
お気に入りの風像嬢に気に入られたいのであれば、その女の子は口開けを喜ぶタイプなのか、少し遅めに予約を入れてもらうほうが嬉しいタイプなのかチェックしておきましょう。
風俗嬢は口開けにどう感じている?
前述したようにに、本来口開けは風俗嬢にとって嬉しいものです。
「とりあえず1本付けた」という安心感や「指名してくれてありがたい」「口開けが良客だとやる気が出る」という気持ちで高いモチベーションを持って仕事に励めます。
ただし、風俗嬢の間でも様々な考え方や意見があり、すべての風俗嬢が喜んでいるわけでは有りません。風俗嬢の中には、以下のような理由から口開けを迷惑に感じる女の子もいます。
■出勤後、一度落ち着いてから接客に入りたい
ほとんどの風俗嬢は、お店に出勤してから準備を始めます。お店に来てから着替えやメイクをしたり、写メ日記を更新した後に一服して落ち着いたりしてから接客に入りたい、と考えている風俗嬢も少なくありません。
自宅で準備をしても、メイクやヘアスタイル崩れてしまうため、お店でメイク直しをする必要があり二度手間になってしまうからです。メイクに関しては高級店・大衆店どちらも同じで、またレギュラー出勤の女の子も他に本業を持つ女の子も変わりません。 |
■スタッフに急かされたくない
女の子は予約が入ったらすぐにお客さんの元に出発できるわけではありません。 お客さんの所に行くまでには、持ち物を確認したり身だしなみをチェックしたりと慌ただしいことが多いです。 特にホテヘルの場合、お客さんがホテルの部屋に入ってから出るまでの時間が決まっているため、コースによっては「かなり急かされてイライラした」という声もあります。 |
上記のようなことでお気に入りの風俗嬢に迷惑に思われないためには、「2番手位の時間を狙って指名する」ことがおすすめです。
実際に2番手を狙うのではなく、女の子の出勤時間から計算してだいたい2番目になるような時間に予約を入れて準備や気持ちを整える時間をあげましょう。
まとめ
風俗における「口開け」とは、その日最初のお客さんのことです。口開けを予約して遊びに行けば、他の男性を接客する前の元気いっぱいの風俗嬢とプレイすることができます。
口開けの予約は風俗嬢自身にもメリットがありますが、すべての風俗嬢が口開けの予約を喜ぶわけではありません。
お気に入りの風俗嬢に喜んでもらうためには、口開けの予約が嬉しいタイプなのかリサーチをする、2番手を狙って予約を入れるなど工夫をしましょう。